あぶない刑事鑑賞日記

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zoom RSS 雑記「沢田研二ブーム」

<<   作成日時 : 2007/08/19 00:42   >>

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どうも、沢田研二ファン歴1週間の者です。


いや〜、知れば知るほどいいですね、沢田研二。
私もう手もとにコンサートチケット持ってるからね。こういう時の自分の行動力はすごいな〜と思います。私今までコンサートなんか一度も行った事ないのに。というかここまで生で見てみたい聞いてみたいと思える歌手に出会った事がありませんでした。

私は前回、もう40年早くに生まれてればよかったと言いましたが、色々考えてやっぱり今で良かった気がします。ジュリーと呼ばれたアイドル時代の映像を見ましたが・・・顔しか興味のない集団の金切り声の中に自分がいるとは思えませんでした。私が当時生まれてたとしても。(岸部一徳がアイドルだった事にもすごくビックリ!)でも「勝手にしやがれ」とか「憎みきれないろくでなし」とか歌ってる姿を見た時は「かっこいい〜!」と叫びましたけど・・・。若い女性だけじゃなくてどんな世代が見ても凄いと思わせる説得力があの頃にあったと思うんですよね〜。ただの私の好みの問題でしょうか?でも「TOKIO」とか「OH!ギャル」とか「恋のバット・チューニング」とか、かっこよさじゃなくて壁を破るような常識を超える「ぶっ飛び」を見せている頃もすごく好きです。

だから私は沢田研二の出演している映画を見て、さらに彼が好きになりました。
だってぶっ飛んだ映画ばっかり!!

「太陽を盗んだ男」監督:長谷川和彦
衝撃的でした。世の中にこんなおもしろい映画があるなんて・・・。日本映画好きの私が選ぶ好きな映画第1位にも輝きました。沢田研二がここまで凄いとは!まさに「ぶっ飛び」は「ぶっ飛び」を呼ぶ。天才は天才を呼ぶんですね。この映画の中で彼がカッコつけるシーンなんて一つもありません、「かっこいい。」とも一度も言われていません。でもめちゃくちゃかっこいいです。白目むいて寝て、風船ガムふくらませて、原爆を盗んで女装して女言葉でバカな脅迫をして、最後は不死身の菅原文太に抱きつかれて死の恐怖におののき叫びます。そんじょそこらの俳優や、ましてやイケメン俳優にはプライドが邪魔をして出来ないことでしょう。それをなぜ、アイドルとしても歌手としても頂点を極めた彼が出来たのか、それは彼が「ジュリー」としてのプライドを一片たりとも持ち合わせていなかったからでしょう。外付けされた、周りが作った「ジュリー」という偶像を壊して、沢田研二という個人で勝負し、しがらみや常識をぶち壊せる人間と共に新しい物を作り続けていきたかったからでしょう。「才能がある」ってこういう人の事を言うんだな・・・と思います。長谷川和彦との出会いは、本当にお互いの才能が共鳴して生まれた出会いだと思います。2作しか作っていないのに巨匠と呼ばれる男。今もっとも新作を待望されている男。この作品を見てその名前を知りましたが、私も今度からそう呼ぶことにしましょう。そしてこの長谷川監督の貴重な今作を作らせたプロデューサーこそ、「あぶ刑事」のプロデューサーでもある伊地智啓!!
原爆を題材に扱ってこんな映画作れる人間がこの日本にいるなんて・・・それこそ常軌を逸してる。この映画から溢れ出ている自由というか、開放感というか・・・身をゆだねていたらとても気持ちよくなれる蜜の味がこの映画にはあります。また後半に待ち受けるカーチェイスや不死身の刑事菅原文太と志のない原爆保持者沢田研二との戦いは、三池崇史の作品を彷彿とさせますが影響を受けているのはもちろん彼の方でしょう。私は論理的な批評というのが苦手で、とにかく感じたものを文章にすることで精一杯なので、最後はやっぱりこうとしか言えません。最高にぶっ飛んだ作品です。
「アーアアー!」←私が一番好きなシーン。沢田研二が原爆を取り返し来た時に叫ぶターザンばりの「アーアアー。」そう叫ばずにはいられないよねそこにロープがあったら。

あ、映像的には非常に丁寧で真面目な描かれ方をしているので見やすいと思います。
映像がぶっ飛んでる監督はむしろこの下・・・↓↓

「夢二」監督:鈴木清順
も〜この監督が何を考えているのかさ〜っぱり分かりません〜。「ぶっ飛び」すぎてて。どうすればあんなカメラワークが?どうすればあんな画が?この映画は鈴木清順の物以外誰の物でもありません。出演者はしょせん彼の思い描く世界を構築する駒の一つにすぎない。この映画に対する評価は100%監督に帰属します。出演者達が得られるのは鈴木清順が作る世界に自分がふさわしい駒として選ばれたという幸福感だけ、しかしそれで十分でしょう。私はこの作品を沢田研二がきっかけで見ましたが作品としての素晴らしさに驚き監督のファンになってしまいました。これもまさしく「ぶっ飛び」は「ぶっ飛ぶ」を呼ぶの図式です。
あと、「太陽を盗んだ男」の長谷川和彦監督が鬼のなんとか役で出ています。黙ってりゃ迫力があっていいんですけどね・・・。なんでもここのプロデューサーが長谷川氏に早く新作をとりやがれ!という映画魂に火をつけさせる気持ちでキャスティングしたとか・・・。でも本人にその意思はあってもこの監督の我をうまくコントロールできる懐のでかいプロデューサーというものの不在が一要因でもあるようです。長谷川氏を抱えきる大きな器が今の映画界にはないということでしょうか・・・。まぁ赤字は出すは逮捕覚悟でロケするわで大変そうなのは十分伝わってきますが・・・。清順氏が内面への爆発なら長谷川氏は外面への爆発なんでしょう。飛び散るんですね〜周りに破片が。

脚本で飛び、映像で飛び、次は何で飛ぶのか・・・見えません、でも見えない何かがぶっ飛んでる。

ときめきに死す監督:森田芳光
まず題名がいいです。そして映像からは・・・・なんか出てます。映像から見えない何かが出てるのです。独特の空気、薄い黄色、薄い緑・・・色に例えるならそんなかんじの、はがゆい何かが溢れています。そして沢田研二の透明感。存在自体が薄くぼやけて見えます。ここでもまた監督と作品に合わせた人物を演じきってしまうあたり役者として沢田研二は凄いと思います。なんかあまりに少年の面を持った役柄なのでこれはアイドル時代(20代前半)の作品かな〜と最初は本当に思ってて、見終わって沢田研二当時36歳だったと知り、そりゃもうビックリ!!確かに体格はポッチャリとしていましたが36歳であの空気が出せるか!この映画は日本映画好きの私としてはかなり楽しめたというか醍醐味を味わったというか・・・考えるんじゃない感じるんだ!の世界で。見えない、分からない何かを楽しむような、そんな映画でした。森田芳光の作品の初期は本当にこういう感じのものが多くていいですね〜。

ただの映画好きの映画レビューになりそうですが、要するに何がいいたいかと言うと、私は沢田研二のこういうぶっ飛んでいる所が何より一番大好きで恰好いいと思います。沢田研二ブームはまだまだ続きそうです・・・・。

時代の最後尾にいる方がやっぱり楽しいですよ!

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